やわらかいまいにち

思い出すのも難しい、ありふれた日常

寝る前の読書に、Kindle

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寝る前のKindle読書を再開した。しばらく読書できずにいたけど、毎日ちょっとずつ本を読むという時間が今はたまらなく楽しい。

ちょうど昨日読み終わった本は、宮下奈都さんの『羊と鋼の森』。前から気になっていたお話で、山崎賢人さん主演で映画化も決まっている。普段は映画化すると決まっている本は読まないと決めているけど、映画化の前から本で読みたかったからと選んでみた。

途中まで映画のキャストをほとんど知らずに読んでいたから、頭の中で描いていた人とキャストが違ったのもおもしろい。秋野さんは大倉孝二さん、板鳥さんは中村梅雀さんで話を進めていたのでキャストを見たときに「そうきましたかー!」とひとりで楽しんでいた。

内容も眠る前に読むのに本当にちょうどよかった。感動しすぎて眠れないわけでもなく、キャラクターから学ぶことも多くて、じんわり心が温かくなる日常の延長線上にあるだろう穏やかな物語。

寝る前に読む本だから、といくつかルールを設けている。それが以下4点。

・ビジネス書や自己啓発は読まない本
・人が死なない本
・ドロドロしていない本
・難しすぎない本

平和なお話を読もうと決めていて、それは人が殺されるような刺激の強いものは読みたくないなあと思ったから。夢に出てきそう。前に『20世紀少年』のひとつめをレイトショーで見たら、そのまま夢に出てきてすっごく怖かった過去があるので、そういうのは避けたい。(でも3つ全部見ました。)

ほかにも朝井リョウさんのお話は大好きだけど『スペードの3』を読んでたら気持ちをえぐられて本当につらくて、もう本当早く読み終わりたいつらい……となったので、そういうのも避けている。(朝井リョウさん好きです。読んだ中では『少女は卒業しない』が特に好きです。)

読みながらうとうとして、眠くなったら電源を落としてそのまま眠る。寝る直前までスマホをいじっていたときよりも気持ちも楽だし「スヤァ」と眠れるのが何よりも気持ちいい。

今夜からは何を読もうかな。人が死ななくて、穏やかな、そんなお話を読みたい。

 

Kindleがよかったよ!という日記は過去のものをご参照くださいませ〜

t-cabi31.hatenablog.jp