ノマド合宿に行ってきました
なんだかパッとしない毎日、と歌う曲を初めて聞いたのは20年以上も前のこと。それから「なんだかパッとしない」ときにはこの曲が自然と頭の中に流れてくるようになった。年が明けてからは、割とそんな日が続いている。それになんとなく気付いていたけど、知らないふりをしていた。
「haletto houseでノマド合宿をしませんか」
haletto編集長の朝子さんにそう誘ってもらったのは、そんな毎日のある日のこと。
にょきにょきと高層ビルが生える東京にしばしの別れを告げて、トコトコと走る江ノ電に乗ってhaletto houseのある腰越駅にやってきた。駅からも海からもすぐの一軒家に集まったのは、haletto編集長のあさこさん、halettoでライターをしているゆいかさん、そして合宿発起人のヨーコさんとわたしの4人。初めましてから挨拶を始めて、止まらない話を何度も軌道修正しながらスケジュールを決めた。
18:00 仕事終了
23:00 就寝
6:00 起床そして朝日を見に行く
9:00 仕事開始
普段時間を決めずに深夜まで仕事をして翌朝寝坊してしまうわたしには、びっくりするくらいに健康的なスケジュール。2泊3日をこれで過ごす。
朝焼けを見ると「早起きって素晴らしい……!」と心の底から思うのに、どうして東京に戻ると早起きできなくなってしまうんだろう。
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ノマド合宿というくらいだから、仕事もする。
わたしは締切のある仕事を合宿前にすべて終わらせて、東京にいるとどうも後回しにしてしまうタスクを合宿中にやっつけようと決めていた。具体的にはこんな感じ。
・noteの内容整理
・ブログ書き溜める(5本マスト)
・名刺作成
どれもやらなくても誰にも何も言われないけど、自分のためにやっておきたいこと。そんなことをやろうと決めていたのに、実際には全然違う仕事をしていた。
・記事修正
・取材打診
・企画提出
・ポートフォリオ整理
・収支整理
・おみやげレビュー作成
計画と違いすぎる……! こんなことばかりだから、やろうと思っていたことがどんどん後回しになってしまうんだろうなあ。
社会人のころ、忙しいのにタスク管理が上手な先輩にどうしているのかと聞いたら「タスク忘れちゃうから先に全部スケジュールに入れて動くようにしてる。もうスケジュールに管理されてるレベル」って言っていたことを思いだした。今日から先にバッファも含めて全部スケジュールに入れることにしよう。(今週は余裕を持ったスケジューリングしているので、できなかったタスクは東京でやります。時間確保済み! )
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ノマド合宿、場所を選ばずに仕事ができる人にはとってもいいなあと思いました。
持ち寄る仕事の温度感は事前に合わせたほうが乗り切りやすいかも。例えば「超集中!締め切り厳守合宿」とか「後回しタスク全部終わらせる会」とか。ネーミングセンス皆無だけど、仕事の緊急度がみんな同じだと、違う仕事していてもゴールに向かう雰囲気できそうだから。
あとノマド合宿のよかったところは、カフェと違って家の中のどこでも自由に仕事できることだと思う。4人でぎゅっと固まっていたら、それはそれでフラストレーションだからね。
楽しかったな。なんとなくパッとしない毎日へのスパイスになった印象です。ふさぎこむより前にこうして人と話ができたら、気持ちは楽になるのかも。
働き方、いろいろできるね。またやってみたいな。
*2018年2月22日 1:57追記
今回宿泊したhaletto houseは腰越にある宿泊施設です。詳しくは下記からどうぞ。