やわらかいまいにち

思い出すのも難しい、ありふれた日常

ピーナッツフェスティバル

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ちょっと過ぎてしまったけど、2月3日は節分でしたね。

新潟出身のわたしは落花生で「おにはーそと! ふくはーうち!」をして育ったので、落花生を買いました。ひそかに節分を「ピーナッツフェスティバル」と呼んでいるのはここだけの話にしておいてください。

以前、東京で生まれ育った友人に「落花生で豆まきするなんて聞いたことない!」と驚かれました。そのとき「じゃあ大豆は豆まきのあと拾って食べないの?」と聞いたところ「まいた豆は捨てるよ。食べるのはまた別の豆」と返ってきて今度はわたしが驚きました。「まいた豆は捨てるなんて……! 落花生はまいたものも拾って殻割って食べれるのに!」と当時は力説しましたが、地域によってそれぞれ違うものですよね。

とはいえ「食べ物を粗末にするな」と恵方巻き論争が起きているのに大豆論争は起きないのはなんでなんだろう。

最近の疑問「食べ物で遊ぶな」っていうのに、いもはんは許されるのってなんでなんだろうな、に続く疑問が生まれてしまいました。

ぬか漬けを始めました。

ぬか漬けを始めた。『ていねいな暮らし』がしたいとかよりも、夫は漬物にすると野菜を食べると学んだから。とりあえずぬか床に野菜入れとけば食べてもらえるし野菜のロスが減ると考えたというのが理由。

昨年末に「かんたんぬか漬けキット」を買っていろんな野菜を漬けていた。

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でもパプリカを漬けた日からぬか床がパプリカの匂いに染まってしまった。何を漬けてもパプリカの味がする。匂いの強い食材を漬けるときはジップロックか何かに入れて別に漬けて、ってするといいらしい。そんなこと説明書に書いてなかったじゃないか……!

ということで新しいぬか床を求めて、ワークショップに参加した。中目黒の85さんがやっているワークショップ。無農薬の糠でぬか床をつくって、2週間後にオーガニックな野菜を漬ける日程。
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1回目はぬか床を作る作業。ぬかとお塩と唐辛子などを混ぜる。

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水も入れてさらに混ぜる。久しぶりに砂場遊びしている気持ちで楽しかった。

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タッパに詰めてできあがり! ここにくず野菜を入れながら混ぜて、2週間経ったら野菜を漬け始める。

冬だからそんなに混ぜなくていいだろうとちょっとサボったら変な匂いがしてきた。でもそこから毎日混ざるようにしたら匂いも収まってきたので大丈夫だと信じたい。

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そんなこんなで今日、野菜を漬けてきた。(写真は夜だけど、行ったのは昼間です。)

においはちょっとやばいらしく「いつもよりしっかり混ぜていきましょう」とフィードバックもらえた。まだ大丈夫らしい。よかった。しっかり混ぜます。

「きゅうり自体はそんなに栄養価ない野菜だけど、ぬか漬けにしたらビタミンとか乳酸菌が摂れますよ」と教えてもらったので夏まで一緒にがんばろうね、ぬか床さん。

たしかに毎日混ぜるのは大変だけど、2日に1回でもいい方法や旅行に行くときの保管方法も聞いたので続けていこうと思います。

85さんは中目黒にあるお店です。
「発酵する暮らし」をキーワードに健康や環境に配慮した暮らしを提案するお店なので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいな。

お店のホームページ→85|発酵する暮らし

インスタ↓www.instagram.com

2018年1月に読んだ記事まとめ

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振り返ろうとすると忘れている。

毎日いろんな記事を読むのに「あれ、いつ読んだっけ?」と忘れがち。今後どこでログを残すかは未定だけど、今月末からログとして読んで印象に残った記事をまとめていこうと思います。

働き方について

woman.type.jp

→いま半分主婦をしているわたし。職場復帰できるかな、とか年齢を重ねてからのキャリアとは、と考えることも多いです。そんなときにこんな働き方もあるんだなあと感じられた記事。

趣味まわり

普段書いている分野とはちょっと違うけど、好きなものに関する記事たち。ライターをやっていくにあたって、自分の得意分野や興味ある分野がまだまだ曖昧だなあと思ったので「好きなもの」の記事もメモしていきます。

news.line.me

オシムさんのときにあまり代表戦追ってなかったので詳しくはわかってないけど、たくさんの人に愛されている人なんだろうなって思います。オシムさんの発言に対して阿部選手が「元気じゃん!」って言うところが好き。

news.line.me

→シンジと言えば香川選手も岡崎選手もいるけど、やっぱり小野伸二選手かっこいい。この世代がまだまだ現役だから、刺激受ける後輩世代もいるんだろうなって内田選手のことを思い出した。(彼が言及してたのは小笠原選手だけども。)

withnews.jp

→新潟のご当地アイドル、Negiccoさん。ご当地アイドルなんて言葉がなかったときから活動しているイメージ。年齢に応じて活動の幅も広げているとは知らなかったなあ。新潟出身者として、そして同世代として長く続いてほしいと改めて思いました。

 

youtu.be

→記事じゃないけど、任天堂さんのこれはとっても驚いた!Switchがダンボールで新しいおもちゃになるってすごいし、これを見据えてSwitch作っていたのか、Switchありきでこのおもちゃを作ったのか、どちらにしてもすごい。「ファミリー」で遊ぶ「コンピュータ」のひとつの新しいかたちだよなあ。

まとめ

おととい「今月読んだ記事まとめよう!」と記憶だけを頼りにメモし始めたので、趣味まわりが圧倒的に多い……。仕事と全然関係ないものばかりだけどまあいっか。

いつものブログとはちょっと違うけど、来月以降もちょこちょこログも残せたらと思います。

5年越しのメガネ

メガネを変えた。

不便だったとかそういうのではないけど、フリーランスになってメガネでパソコンを触ることが増えたしPC用レンズにしようと思ったのがきっかけ。お店に行ってレンズを変えるなら新しく買ったほうがいいなと判断した。お店の人に「だいぶ昔のモデルつけてますね」と言われたせいもあるかもしれない。

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これが使っていたメガネ。黒縁のウェリントン。お店で調べてもらったら2012年に買ったものらしい。まあ、そうね。だいぶ昔のものかもしれない。5年も前は、もう昔なのか。最近は時の速さに戸惑うことが増えたな。

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こちらが新しいメガネ。いま流行りっぽい形。レンズもPC用に変えたので、ずっとパソコンと向き合う目が少し守られたらいい。

以前、細くて丸い縁のメガネをかけたとき「ぽたぽた焼きみたい」と言われたことがあったなと、買ってから思いだした。人前と会うときはコンタクトレンズ派なので、気にしないことにしよう。

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青いバックにすると、急に星野源っぽさが増す気がする。……気のせいかな。 

このメガネも流行りの形だから、時が経てば「昔のもの」と言われてしまうんだろうか。次に変えるのはいつになるだろう。時間の速さについていけなくて、やっぱりまた5年くらい先になるのかもしれない。

理由のない雪

小説や映画などの物語では、理由のないときに雨は降らない。

それに気付いたのは確か中学生のころ。漫画『グッドモーニングコール』の作中で、雨に降られた日に美容師さんにばったり会う、という一コマだった。

物語で雨が降るのは、何かの伏線でしかない。好きな人に傘を貸したり、男女が一夜を共にするきっかけになったり、犯行の証拠が失われたり……何かしら物語のキーポイントか、ロケなのに雨が止まずどうしようもなかったとき。基本は何も降らない。通学用の自転車に必ず傘を装備している、雨や雪も高確率で降ってくる地方で育ったわたしはそれに気付いたとき驚いた。そして憧れた。晴れがデフォルトの世界線に。

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今日の東京は、昼ころからぼた雪が降ってきた。すでに積もってきて、夜にはもう少し細かい雪に変わるんだろうか。交通機関の乱れに注意とニュースでも言っている。

この雪にも、降る理由があるのかな。寒さに身を寄せ合うカップル、雪が降り続く空を見上げる仕事中の人、ヒールの靴を選んだ今朝の自分を悔やむOL、慣れない雪道に戸惑うドライバー、電車が遅れて家に帰れない学生、温かいごはんを囲む家族。どんな人にもそれぞれのドラマはあるはずだから。

元気はなくても土鍋はあるから

「元気があれば何でもできる!」

というのは、半分は嘘だけど半分は本当だと思う。元気があったってできないことはある。でも元気がないと、何かする気にはなれない。元気な状態がもはやわからないわたしでも、なんとなく納得はする言葉だ。

だからやっぱり元気でいたい。でも元気というか生きる気力がなくなるときもある。特に冬はそんな日が増える。寒いから仕方ない。

そんな夜は、鍋にすると決めている。

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「一人用の土鍋、すっごくいいよ!」

そう友人に勧められたのは、去年の冬だったかなあ。この秋500円で買った一人用の土鍋が最近大活躍している。この日は切れている豆腐(豆腐を切る気力もなかった)と切ってあった小松菜(ありがとうおとといのわたし)と豚肉で鍋。シンプルにおいしい。

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器違うけど、これはトマト煮込みをリメイクでトマト鍋。(それと味噌汁。)

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安かった野菜で常夜鍋

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白菜だらけの白菜ミルフィーユ鍋。

あったかいものを食べて、お風呂に入って、お布団でゆっくりすれば、だいたいは少し上を向ける。そう信じている。

他にも元気がないときに食べるのは、バナナと納豆。控えるのは炭水化物と糖分。わたしはもともと脳内のセロトニンが少ないらしい。だから自分で対策を取らないとすぐに落ち込んでしまう。気力がないからといってインスタントで済ませると余計に落ち込んだりするから、冬は鍋。えのき100円、白菜1/4カット100円、豚肉200円で幸せになれるなら安いものでしょう?

改めて書き出すと、わたし豚肉が好きなんだなあと気付く。うん。豚肩ロースがとっても好きです。

土鍋があれば、元気がなくても鍋はつくれる。それに、あったかい鍋を食べるとちょっとは元気になれるよ。きっとね。

ブログ、のようなもの

ブログみたいなものを初めて使ったのは、今はなきメモライズだった。高校生のときだから、今から15年くらい前。それからメモライズライブドアに買収されてLivedoorブログになったので一度辞め、その後jugemとつなビィを経て、アメブロをかすって、はてなブログにいる。もちろんmixiもやっていたけど、日常を書くには人の目を気にしすぎてブログとは言えないと思っていた。

そう考えると、わたしにとってのブログは日記という認識なんだろうな。アフィリエイトで稼ぐためのものでもないし、学びや説法やタメになることもない。そこにあるのは、ただのありふれた日常。それと、そこから溢れた言葉たち。*1

そういうことを残したくて、わたしはこうしてまずは自分の場所を作ってみたのです。

少し似たようなことをくいしんさんが書いていて、そうなんだよなあって思ったので貼っておきます。

quishin.com

(ディスクリプション……笑)

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いろいろ模索しながら、日常を残します。最近すぐ忘れちゃうから。聞いたそばから忘れがち。

*1:アフィリエイトや社会的意義のあるブログがよくない、と言いたいわけではありません。現にわたしもアフィリエイト入れているブログを別に持っているし、教えの多いブログに救われたこともあります。ただ「ここでは日記としてログを残すことをしたい」というだけです。