やわらかいまいにち

思い出すのも難しい、ありふれた日常

人波に飲まれて世田谷ボロ市

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世田谷ボロ市に行ってきた。Twitterで見た画像に写る人の数には一瞬怯んだけど、行ってみたいの気持ちを強く保ちながら世田谷線に乗り込む。陽が傾いた時間の電車はそんなに混んでいなかった。

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うわあ、すごい人。人が群れているよ。溢れているよ。でもなんとなく進行方向ができていたから、変なストレスはない。道路の両端には着物、お皿、おいしそうなもの、珍しいものを並べたお店が連なっている。

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戦前の教科書なんてものも売られているのね。わたしが小学校のときに使っていた教科書も取っておいたら何十年後かにこんなふうに価値が出るのかもしれない。実家の母が全部処分しちゃっているから手元にはないんだけど。そんなことを考えながら人の波に流されていく。

アド街を見て気になって来てみたものの、結局何も買わずに帰ってきてしまった。あればほしいと思っていたわっぱのお弁当箱も代官餅もたどり着いた17時過ぎには売り切れていたから。下調べが甘かったから仕方ないけど、キラキラとした目で着物を眺めたり興味深そうに器を手に取ったりしている人たちが楽しそうで、わたしも満足してしまった。

ありがとう世田谷。今度はなんてことない日常が流れるときに遊びにきます。