やわらかいまいにち

思い出すのも難しい、ありふれた日常

元気はなくても土鍋はあるから

「元気があれば何でもできる!」

というのは、半分は嘘だけど半分は本当だと思う。元気があったってできないことはある。でも元気がないと、何かする気にはなれない。元気な状態がもはやわからないわたしでも、なんとなく納得はする言葉だ。

だからやっぱり元気でいたい。でも元気というか生きる気力がなくなるときもある。特に冬はそんな日が増える。寒いから仕方ない。

そんな夜は、鍋にすると決めている。

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「一人用の土鍋、すっごくいいよ!」

そう友人に勧められたのは、去年の冬だったかなあ。この秋500円で買った一人用の土鍋が最近大活躍している。この日は切れている豆腐(豆腐を切る気力もなかった)と切ってあった小松菜(ありがとうおとといのわたし)と豚肉で鍋。シンプルにおいしい。

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器違うけど、これはトマト煮込みをリメイクでトマト鍋。(それと味噌汁。)

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安かった野菜で常夜鍋

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白菜だらけの白菜ミルフィーユ鍋。

あったかいものを食べて、お風呂に入って、お布団でゆっくりすれば、だいたいは少し上を向ける。そう信じている。

他にも元気がないときに食べるのは、バナナと納豆。控えるのは炭水化物と糖分。わたしはもともと脳内のセロトニンが少ないらしい。だから自分で対策を取らないとすぐに落ち込んでしまう。気力がないからといってインスタントで済ませると余計に落ち込んだりするから、冬は鍋。えのき100円、白菜1/4カット100円、豚肉200円で幸せになれるなら安いものでしょう?

改めて書き出すと、わたし豚肉が好きなんだなあと気付く。うん。豚肩ロースがとっても好きです。

土鍋があれば、元気がなくても鍋はつくれる。それに、あったかい鍋を食べるとちょっとは元気になれるよ。きっとね。